【アメリカJCC】複勝率80%抜群の信頼度データに当てはまる1頭…うまスクエア
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【2歳馬情報】あの3冠馬の弟が満を持して阪神競馬場に登場!
2020/11/30(月)
秋の東京開催も終わり、今週から中山、阪神、中京の3場開催がスタートする。注目は阪神2000m。3冠馬の弟がベールを脱ぐ。
今週デビューする注目馬たちを、今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が良血馬、素質馬たちを紹介していく。
♦12月5日
●中山芝1200m
ムーンティアーズ(牝、Kendarjent×パーリーアヴェニュー、美浦・中川厩舎)
祖母パーリーシェルズ(凱旋門賞勝ち馬)。父系はマイナーな血統だが、母系はフランスの名家。「眼光鋭く、前進気勢の強そうなタイプ。マイルあたりまでこなしそうだが、スピードタイプの印象で体力面の考慮もあってか、この距離から。目一杯の追い切りは課してないが、水準かそれ以上のモノがありそう」とは記者の話。1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)は終いが上々で、デビュー戦へ向け順調に進んでいる。鞍上は横山武騎手。
●中山ダート1200m
ルージュジェイム(牝、Fastnet Rock×ジェイム、美浦・小島茂厩舎)
おじサトノクラウン(宝塚記念、香港ヴァーズ勝ち馬)、おばポンデザール(現5勝)。調教は坂路54秒8-13秒0と時計は平凡だが、3頭併せでしっかり先着している。鞍上はルメール騎手。
●阪神芝1600m
アドマイヤハイジ(牝、ノヴェリスト×アドマイヤエレノア、栗東・友道厩舎)
おじピイラニハイウェイ(交流重賞2勝)。調教は芝やポリトラック主体で、併せ馬では近2週遅れをとっておらず、内容は悪くない。
♦12月6日
●中山芝2000m
ラレイナ(牝、キングカメハメハ×ライラプス、美浦・木村厩舎)
母はクイーンC勝ち馬。全姉プロクリス(4勝)。普段から気合い乗りが良く、稽古では古馬3勝クラスの馬を相手に食らいつく動き。両親の血統からマイル適性は高そうだが、2000mでデビューするあたりはクラシック路線を意識しての期待値か。鞍上は丸山騎手。
●中山ダート1800m
スカイナイル(牝、Pioneerof the Nile×Joyful Victory、栗東・牧浦厩舎)
母は北米G1勝ち馬。7月の福島デビュー予定も、フレグモーネで延期。その後はじっくり調整し、いよいよデビューとなる。調教時計は目立たないが、併せ馬では新馬に先着している。鞍上は石橋騎手。
●阪神芝2000m
スレイマン(牡、キングカメハメハ×ドナブリーニ、栗東・池添学厩舎)
半姉ジェンティルドンナ(G1を7勝)、ドナウブルー(重賞2勝、ヴィクトリアマイル2着)。7月の阪神でデビュー予定も、トモが弱く走法も安定しないということでデビューを延期。成長を待って、いよいよデビューを迎えることになる。「父が替わってよりパワーと持久力寄りのタイプの印象。併せ馬でバリバリ追い切られており、初戦から息は保ちそう」とは記者からの情報。鞍上は吉田隼人騎手。
ロードプレジール(牡、キングカメハメハ×キャトルフィーユ、栗東・中内田厩舎)
母はクイーンS勝ち馬。おばレディアルバローザ(中山牝馬S2勝)、エンジェルフェイス(フラワーC勝ち馬)。ここ2週は好調教を連発し、1週前はダノンプレミアムと併入。デビュー戦がますます楽しみになってきた。
テーオーラファエロ(牡、ゴールドシップ×ハッシュバンバン、栗東・須貝厩舎)
半姉ハッシュゴーゴー(現3勝)、デルマネコムスメ(4勝)。2週前はステラヴェローチェ、1週前はソダシと同期の重賞ウイナーと併せており、厩舎の高い期待感が伝わってくる。CWで終いに好タイムが出ており、内容も上々だ。
ミスターサファリ(牡、ハーツクライ×サファリミス、栗東・藤岡厩舎)
母はアルゼンチンG1を2勝。調教は坂路で55秒3-12秒4。併せた新馬に遅れたものの、時計は悪くない。
シルキーヴォイス(牡、キングカメハメハ×スイートサルサ、栗東・池江厩舎)
母は福島牝馬S勝ち馬。2週前までは平凡だったが、1週前は時計を大きく詰めてきた。レースへ向け、更に変わり身を期待したい。
●阪神ダート1400m
マグナムハート(牡、ダイワメジャー×ハートシェイプト、栗東・清水久厩舎)
母はG1イギリス1000ギニー4着。おじエーピーヴァレンタイン(北米G1勝ち馬)。調教はCW、坂路ともに水準レベルをクリアしており、デビュー戦から動ける状態にある。
●中京芝1400m
トゥールアンレール(牝、ディープインパクト×トゥーピー、美浦・木村厩舎)
全兄サトノラーゼン(京都新聞杯勝ち馬、ダービー2着)、サトノクロニクル(チャレンジC勝ち馬)。11月23日の東京芝1400m戦を除外になり、ここへ回ってきた。2週伸びたこともあり、仕上がりに抜かりは無い。鞍上はルメール騎手。
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