
名馬、名手の里・笠松競馬から2005年にJRAへ移籍。美浦を拠点に活躍を続けるいぶし銀ジョッキー。
不惑を迎えた現在、G1の頂きを目指し、奮闘する騎手人生、騎乗哲学を綴ります。
今週は阪神で騎乗します
2021/10/29(金)
2Rのブラックサンタはここまで結果が出ていませんが、追い切りの雰囲気だけなら走れても良さそうなもの。改めて芝のマイルという条件でフワッと走らせるような競馬でメドを立てられたら理想です。
先週の競馬では、アサケレディはもうひと押しといったところでしたが、しぶといタイプでもあるのでもう少し前目につけて粘らせる形でもよかったと思います。次週の福島を予定しているそうで、前回を踏まえた乗り方をしたいところ。
メイショウモヒートは調教の良さが出なかった、むしろ雰囲気が違いましたね。あれなら道中でマクっていくくらいで良さそうでしたね。次は馬具も工夫するかと思いますが、調教通りならやれていい馬だと思います。
次週は福島で騎乗します。レースでは初めて四位洋文先生の管理馬に乗せていただく予定です。
プロフィール
柴山 雄一 - Yuichi Shibayama
1978年2月19日生まれ、大阪府出身。
1998年に笠松競馬でデビュー。2004年にJRA騎手免許試験を受験したが、それまでに地方競馬からJRA移籍を果たした安藤勝己元騎手らとは異なり、筆記試験の一次試験から挑戦。猛勉強の甲斐もあり、一発合格。4人目の移籍騎手となった。
JRA移籍初年度は80勝をマークする大活躍をみせるも、一時は成績が落ち込み、2009年には年間14勝に留まった。しかし、近年は巻き返しの狼煙をみせ、2015年は72勝。6年ぶりの重賞制覇を成し遂げた返り咲きジョッキー。