ご存知かと思いますが、今週から無観客での開催が発表されましたね。僕も急遽耳にしたので、驚きしかありませんが、世の中が平穏な日常が戻ることを祈るばかりです。無観客での競馬は乗ってみないと分からないことばかりですが、イメージとしては地方競馬の能力試験でしょうか。馬によりけりだと思いますが、人が少ないこと自体は馬にとってストレスが軽くなることは事実とはいえ、やっぱり僕らとしてはお客さんの声援があってこそ。歓声のない競馬は違和感しかないだろうと思っています。

柴山

▲26日、栗東トレセンで追い切りをつける柴山騎手

今週は土日いずれも中京での騎乗になります。土曜メインの中京スポニチ賞にはヒルノダカールに乗せていただきますが、追い切りの気配からは状態は良さそうです。一連の内容を見ていると、ワンパンチに欠ける競馬が続いているようなので、積極的に運んでみたいですね。同じく土曜9R(4歳上1勝クラス)のセイカヤマノはどうしてもテンが遅いけど、終いは堅実。モタれる面もあるのですが、流れが向いてほしいですね。1R(3歳未勝利)のスマイルフェイスもダート替わりは良さそうと先生から聞いています。

日曜中京の茶臼山高原特別からザプリオレスは未勝利の身ながら1勝クラスで好走した実績。その後は地方競馬で着実に成績を残して戻ってきたようです。追い切りに乗せてもらったところ、パワーがついたと感じます。北海道の洋芝のような力のいる馬場が向くタイプではありますが、成長分で詰めの甘さがカバーできればと期待しています。6R(3歳未勝利)のメイショウケンロクは新馬戦が次に変わってきそうな内容でしたから楽しみですよ。

土曜の競馬では、今週で引退される作田誠二先生の管理馬にも乗せていただきます(7Rウイングルイーズ)。作田先生には以前から乗せていただいていましたし、栗東で調教に乗るようになってからも気をかけてくれて、お世話になりました。僕が管理馬でミスをした時は怒られることもありましたが、それは当然のこと。最終週も何とか乗せたいということで2鞍の依頼をいただきましたし、精一杯乗ってきたいですね。

柴山

柴山

今週は美浦で高市圭二先生の告別式に行ってきました。去年の夏も北海道でゴルフをしましたし、競馬でも勝たせてもらいました。関東へ行く前は亡くなられたことにあまり実感がなかったのですが、もう話ができないのだなと思うと涙が出てきましたね…。昨年から栗東に滞在していたため、なかなか顔を合わせられなかったのですが、昨年末に競馬場でお会いした際、栗東に行っていることを伝えると「向こうでも頑張ってこいよ」と励ましてくれましたね。今は先生のご冥福をお祈りしたいです・・・。

そして、四位洋文さんが遂に引退となりますね。本当ならば引退式に参加したかったのですが、残念です。無観客開催の中での引退式を選ぶのも四位さんらしいという印象。今後は調教師になられるわけですが、どんな厩舎づくりをされていくのか、楽しみです。

先週の競馬では、3歳1勝クラスのクーファイザナミは思っていたよりもゲートを出てしまい、道中も引っかかってしまいました。正直ロスが大きいと危惧していたのですが、最後まで伸びてくれましたね。力を感じる内容でした。急遽乗り代わったウインサンフラワーも勝ったと思ったのですが、終いが甘くなってしまいましたね。いい内容ではありましたが、何とか勝ちたかったです。

繰り返しになりますが、無事に開催できるか、心配な日々は続きますね。次週は中京での騎乗になります。

※次回は3月6日(金)に更新予定です!

柴山